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Case Study & Interview

信頼できるチームサポートのおかげで
開業前の事務作業が圧倒的に激減

ふるもと整形外科古本 敬明 院長

  • 整形外科
  • リハビリテーション科

15歳のころから開業医になると決めていた

千葉県習志野市に、開業3年目にして一日平均200人もの患者が押し寄せるクリニックがある。京成線「大久保駅」から徒歩約15分。整形外科およびリハビリテーション科を主な診療内容とする「ふるもと整形外科」は、ほかに内科、耳鼻咽喉科、歯科を擁する、いわゆる医療モールに門を構え、地域に根付いた診療を行っている。駐車場完備はもちろん、道路沿いに位置するため送迎しやすく、なにより1階がコンビニのため遠くからでも目立つのが有難い。

「15、6歳ぐらいから開業医になろうと決めていました」。こう語るのは、同クリニックの古本敬明院長だ。高校1年の時点ですでに「将来は医師か教師」になることを決めていた。中学のころ腰を痛めたのがきっかけで鍼灸に興味を抱いていたこともあり、最終的に鍼灸を扱える医師の道を選んだという。

大学卒業後は国立千葉病院、中伊豆リハビリテーションセンター、千葉県循環器病センターなどの病院勤務を経て、36歳で開業。少年時代から開業医になるというビジョンを描いていた古本院長にとって当然の帰結だったものの、周囲からすれば当時としては異例の若さでの開業だった。

セカンドオピニオンを得ようと相談したのがきっかけ

そもそも、開業に際しては予め開業サポートサービスを利用するつもりでいたという古本院長。メディットと出会う前は、別の業者と物件の話を進めていた。「ところが、その業者が勧めてくれた物件の診療圏調査資料が、今ひとつ信用できなくて。明らかに、その地区からその地区へ受診はしないだろうと。その物件は僕の実家の近くで、僕自身住民の実情がよく分かっていましたから」

そこで、不信感を抱いた古本院長がセカンドオピニオンを得ようと相談したのが、メディットだった。「話し合った結果、案の定、自分の判断が正しかった」と確信した古本院長は、コンサルタント料が一切かからない点や、担当者の対応の誠実さに信頼を覚え、メディットに本格的にサポートを任せるようになる。

現在の物件はもちろん、メディットからの紹介だ。聞けば、候補地に関しては当初から大きなこだわりはなかったという。「もちろん、周りに競合がいないほうが有難いとは思いましたが、基本的に、自分のやりたい診療はどこでもできると思っていた」と古本院長。

当然、以前勤めていた病院の近くであれば、患者が継続してきてくれるうえ、連携の点からも確実だということは十分承知していた。しかし、「最初から最期までトータルで患者さんに寄り添う医療を行えば、どこでも患者さんはついてきてくれる」。こう考える古本院長にとって、開業地の選定はさほど躍起になるものではなかった。

「とはいえ、メディットさんが紹介してくれた物件は実家の佐倉市から近く、中学生の頃から通学で使っていた京成線沿いのため、土地勘のある場所でした。近辺に中学からの友達や医師仲間も多く、結果的に申し分のない物件でした」

すでに耳鼻科、歯科などが入る医療モールに入居することに抵抗はなかったのか。「それは全くありませんでした。複数のクリニックが集合しているからといって、診療時間など協調しなければならないことは一切なく、みなさんそれぞれの時間帯で診療していますよ」。唯一、古本院長の元同僚である内科クリニックの院長が、患者の来やすさを考え診療時間を合わせているというが、その程度だ。また、自宅と離れたビル診のおかげでプライベートが確保されることも有難いという。

古本院長にとってもっとも心強く感じたサポートとは何だったのか。

「自分で銀行等に交渉することは一切なく、資金調達のうえで事務的な作業はすべて任せることができ、余計な心配をしなくてすみました。雇用面でも、給料の計算や雇用契約書に関する綿密なアドバイスを税理士の方からいただけた。メディットの担当者をはじめ、税理士、広告担当者、医療機器担当者といった精鋭が集結し、開業に向けチームでサポートしてくれた。おかげで圧倒的に事務作業が減ったことが大変有難たかったし、彼らを信じられたからこそ、こちらも全面的に任せることができました」

院長の人柄にオープン以来多くの患者が押し寄せる

今年で3年目を迎える「ふるもと整形外科」は、オープン後1ヶ月ですでに100名前後の患者数を確保し、今では平均して1日200名ほどの患者が来院する。地元のスポーツクラブから患者を紹介されることも多いが、患者のほとんどが口コミで訪れる。

「ロクに宣伝はしていない」と語る古本院長だが、それでも患者数が増えつづけるのは古本院長の人柄や理念によるところが大きいのだろう。「僕は患者さんにはっきりと物事を言いますからね。自分の診療方針については、はっきり言い切るようにしています。患者さんとは、衝突するケースもありますが、自分が頼られている限り、誠意をもって診るように心がけています。また、当院では東洋医学と西洋医学をうまく組み合わせ、患者さんの必要に応じた医療を行っています。西洋医学の病院で病気ではないと言われ困っている方にも、何か役に立てればと思い診療にあたっています」

地域ニーズや立地条件等はもちろん重要だが、何より院長のポリシーなくしては患者からの継続的な支持は得られない。ちなみに、一見コワモテの院長だが、趣味は意外にもピアノなのだそうだ。

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