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樹神(こだま)内科クリニック

「事業承継」の利点を活かし
独立開業の夢を現実のものに

樹神(こだま)内科クリニック / 樹神元博 院長
樹神元博 院長

事業承継でクリニックを開業

2021年4月19日、私は東京都小平市にクリニックを開業し、永年の目標であったプライマリケア医としての第一歩を踏み出しました。これまで22年間にわたり、当地で地域医療の一端を担ってこられてきた「おかだクリニック」を承継し、新たに「樹神内科クリニック」として開業したものです。
一般内科に加えて、20年余にわたり大学病院や総合病院で専門医として診療に携わってきた、呼吸器内科と皮膚科を標榜。前院長の岡田洽大先生にも、引き続き診療に当たっていただき、現在は医師2人で診療する体制をとっています。

開業にあたって掲げたコンセプトは、「なんでも相談していただける、この地域のホームドクター」です。
「おかだクリニック」同様に地域の方々から必要としていただけるよう、クリニックは人々の生活に不可欠な公共インフラの一つだという意識を持ちながら、日々の診療に当たっていく決意です。

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独立開業を目指した理由

樹神元博 院長

「プライマリケア」に携わりたいと考え始めたのは、医学部合格を目指して学んでいた頃でした。欧米にはGP(総合診療医)と呼ばれる医師がいて、地域で入口の診療を担いつつ、患者さんの症状に応じてそれぞれの専門医へつなぐ橋渡しの役割を果たしているということを知り、自分も医師として同じ道を歩みたいと心に決めたのです。

大学卒業後は、勤務医として経験を積み重ねてきました。直近では、勤務先における感染対策の委員長として、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応にも当たりました。どの勤務先でも、得難い経験を積ませていただいたことに感謝しています。
半面で、勤務医という立場は、所属する組織の方針に沿った医療を行うことが求められます。それが、医師本人の信念にそぐうものではなかったとしても、です。
医師生活も中盤に差し掛かり、今後は自らの信念に基づいた医療を追求していきたい。思い描いていたプライマリケアを実践したい。――漠然と抱いていたイメージが、少しずつ、具体的な目標に変わり始めていました。それが、開業から遡ること3年前ぐらいでしょうか。

そこからは日々の業務の合間を縫って、独立開業のセミナーに参加したり、コンサルタントに会って話を聞いたり、既に開業されていた先輩・後輩のクリニックを見学するなどして、情報収集に努めました。
2020年に入ると、新型コロナウイルス感染症の対応に追われ、独立のための活動は一時中断せざるを得なくなりましたが、ほどなく東京都で発出されていた最初の緊急事態宣言が解除されたことを受けて活動を再開。そのタイミングで、「メディット」を知り、ホームページの問い合わせフォームからアプローチしました。それから約1年が経ちましたので、最初のアクセスから1年弱で開業に至ったことになります。

やりたいことを突き詰めたら「事業承継」に

JA三井リースの第一印象は、「とにかく、レスポンスが良い」ということでした。
最初は、ざっくりとした話が聞ければそれで良いぐらいの軽い気持ちでした。しかし返信は、「ご希望の開業形態は? 土地は? ご希望に合わせたご提案をしますので、なんでも仰ってください」と、まさに打てば響くという感じ。それまでに接点を持った開業支援サービスの中でも、群を抜いていました。

そのようなやり取りを経て、紹介していただいた案件の中に、「クリニックの承継を希望されている先生がいる」というものがありました。それが「おかだクリニック」との、ご縁の始まりです。
事業承継という開業スタイルもあると知ってはいましたが、それまで特に強く意識したことはありません。しかし、自分のクリニックを持てるのであれば、形にはこだわる必要はないと考えました。「ぜひ一度、お話を聞いてみたい」。こうして、セッティングしていただいた岡田先生との面談に臨んだのです。

岡田先生とは初対面でしたが、ご本人と奥様からお話をうかがって、非常に感銘を受けました。「自分が思い描いてきたプライマリケアの形が、ここにある!」。――そう実感したのです。
元々は脳神経外科を専門とされていた岡田先生ですが、この地に開業されてからは、地域のかかりつけ医として内科の各領域を広く診察されておられました。患者さんへの応対も非常に丁寧で、見習うべき点が多々あると感じました。
もう一つ、素晴らしいと思ったのは、地域の他の医療機関・先生方との連携です。
それまでの私は、独立開業に対して「近隣の医療機関と競い合って、患者さんを獲得していかなければならない」というイメージを抱いていました。
しかし、岡田先生は違いました。近隣の開業医の先生方や、地域の総合病院と密に連携され、患者さんを互いに紹介したり、受け入れ合っておられたのです。それぞれが得意とする領域で掘り下げた診療ができれば、それは患者さんのためにもなるのだと言えます。
「独立したからと言って、必ずしも患者さんを奪い合わなければいけないわけではない。このように共存共栄の関係を築くことも可能なのか」と、目からウロコが落ちた思いでした。

岡田先生が実践されてきた医療に共鳴したことで、気持ちが定まり、「おかだクリニック」から事業承継を受けて開業することを決断しました。
自分が独立して本当にやりたいことを突き詰めて考えたら、その結果として「事業承継」という形に行きついたと言えます。

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「財産」を活用できることも承継の利点

病院外観

何もないところから独力で立ち上げる新規開業と異なり、事業承継での開業には、前院から有形無形の“財産”を受け継げるという大きなメリットがあります。
まず、何よりも大きかったのは、既存の患者さんを(ある程度は)受け継げることです。私の場合、この小平という土地に今まで縁がなかったので、ご来院いただける患者さんがいることは大きな安心材料になりました。右も左も分からない土地で、新規の患者さんを一から集めるのは、やはり心細かっただろうと思います。

もう一つ、スタッフさんを承継できたことも大きかったです。当院の場合、「おかだクリニック」のスタッフさんの半数以上が、引き続き勤務してくれました。仕事のフローや人間関係が既に出来上がっているから、私から事細かにお願いをしなくても、自分たちで考えて動いてくれます。「以前は、こうしていましたよ」と、逆に教えてもらえることも少なくありません。私のような新米開業医には、とても助かります。

機器類は一新するつもりでしたが、元々あったCTスキャンは承継させていただくことにしました。
医師として、日常の診療でCTスキャンを活用できるのは魅力的です。しかし、CTスキャンを導入しても街のクリニックでは稼働率が読みきれませんし、場所も取られます。もし新規開業だったら、導入を諦めていたでしょう。元々脳神経外科を専門とされていた岡田先生と出会えたことが幸いし、期せずして自分の理想とする医療に一歩近づくことができました。
その他の機器は、JA三井リースのサービスを利用して、一新しました。具体的に挙げると、レントゲン、CR、血球測定装置などです。

クリニックの内・外装や、ホームページも一新。これらは、JA三井リースで紹介してくれた業者さんにお願いしました。どの業者さんも、とても対応が良く、良いモノを作ってもらえたと満足しています。

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開業後は忙しくも充実した毎日

待合室

いよいよ開業が近づき、様々な物事が決まり始めると、忙しさに拍車がかかってきました。各種の手続きや事務仕事に忙殺され、やるべきことが片付かないまま、日に日に開業日が迫ってきます。
開業した先輩が「忙しさは、勤務医時代の3倍だよ」と言っていたのを思い出しました。開業前ですら、これだけ忙しいのに、この調子で開業後もやっていけるのだろうか?――不安に感じたことも、一度や二度ではありませんでした。

しかし、いざ開業してみると、不安は杞憂でした。確かに、忙しいことは忙しいです。しかし、多忙による疲れやストレスよりも、仕事の楽しさや“やり甲斐”が勝っていました。恰好を付けるようですが、偽らざる実感です。毎日が、とても充実しています。

私一人のクリニックではなく、岡田先生と一緒に働けることも、日々の充実感につながっています。医師としても、また開業医としても、先輩から学ぶべき点は数えきれません。たとえばCOPDの治療など、呼吸器内科を専門とする私が見ても感嘆するほど的確に対応されておられたり、私は使いづらいと思って敬遠していた薬を積極的に使われたり、さらに漢方の知識もお持ちだったりと、その“引き出しの多さ”には驚くばかりです。プライマリケア医は、かくあるべしというお手本を見るようで、日々刺激をいただいています。
実は当初、岡田先生が当番の日は、私は休日とするつもりでした。しかし、岡田先生から様々なことを吸収できる機会を逃がしてしまうのが勿体なく感じられてしまい、今では岡田先生の診察日もクリニックに出勤している状態です(笑)
このように、前任者が築き上げてきた“財産”を一代で終わらせず、有意義に活用して世の中に活かすところにも、事業承継の意義があるのかもしれません。

独立開業にあたって、不安をお持ちになっている先生方は多いと思います。
しかし、あくまでも私の経験からですが、「このような医療をやりたい」という目標が明確になっていれば、過度に心配することはないと思います。
その点では、「新規開業」にこだわる必要もないと思います。ご自身が目標とされる医療に合致する物件と巡り合うことができれば、「事業承継」であっても十分に実現できるはずです。
もし独立に二の足を踏まれている方がおられたら、「前向きに頑張れば、必ず実現します。だから、安心して一歩を踏み出して」とお伝えしたいですね。

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