分院・サテライト展開支援

分院展開の背景
継承の項目でも述べましたが、クリニックにもライフサイクルがあり、開業後5年を過ぎると「繁栄期」を迎え借金の返済も進み余裕が生まれます。言い換えると単調な毎日の連続に少々飽きがくる時期とも言えます。この時に「何かやりたい」と言う気持ちが芽生え、分院展開など事業拡張するケースが増えています。

 

一方、昨今ではドクターの、医局や勤務先病院に対する帰属意識の変化により、働き方の多様性が生まれてきています。これは2004年に必修化された臨床研修医制度によって、大学医局の力が弱まったことが一因であると推察されます。医局に属さず自分のスキルをひたすら磨くことを目指すドクターなど、医局人事に左右されずに自由に働くことができる環境にあるからです。その結果、勤務先としてクリニックを選択するドクターも増えています。

 

また、これから開業するドクターにとっては、昔の様に「開業すれば成功する」時代は終わり、競争の時代に突入しています。「自分も成功できるだろうか?」その様な不安が常に付きまとい、開業に二の足を踏むドクターも多くなっています。将来的には完全独立したいが、それまでは分院の院長として経験を積むことを選択するドクターも増えています。

更に、クリニック用の不動産が増加していることも分院展開を後押ししている一因と言えます。不動産オーナーにとってクリニックは、地域貢献に繋がり、長期間借りてもらえるテナントとして位置づけられており、誘致のニーズが高まっています。 

 

上記要因が相俟って、分院展開が増えていると考えています。

分院展開のメリット・デメリット
メリット
メリット
デメリット
デメリット
開設者
開設者
(医療法人)
・収益基盤の拡充
・購買力拡大による価格交渉力強化
・機能分化によるサービス拡充
・グループ化による理想の実現
・後継者の確保
・新たな借金を抱える
・分院が失敗するリスク
・分院長の退職リスク
・管理工数の増加
開設者
開設者
分院長
・高収入(出来高制等)
・勤務環境の緩和(当直なし等)
・クリニック院長の経験が積める
・経営にまつわる不安がない
・グループを利用した理想の実現
・利益の全てが自分のものにならない
・ステイタスの低下(病院→クリニック)
・最新技術等の情報量減少
・業務範囲の拡大(検査、採血など)

事例紹介
最後に、当社で分院展開をサポートしている医療法人の事例をご紹介いたします。

   

開業をサポートしたドクターから「何かやりたい」との相談があったのは、今から数年前のことでした。運営するクリニックは盛業を極め、まさに単調な毎日に色々な思いをめぐらす日々を過ごしていたようです。当時は、医療以外の事業も検討しておりましたが、リスクもあるので、お勧めはしませんでした。それから検討を重ねるうちに、当社取引先から継承の話しが舞い込み、分院第一号として継承することに至りました。その後、展開を進め現在4施設を運営するまでに至っています。勿論、どの施設も順調に推移しています。

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